黒猫ばぁばの好きなことだけ

甘味と文具とひとり言

14:46

 

今日で 10年、

まるで昨日のことのよう。

 

 

 

 

 

今のコロナ禍でも そうですが、

「死者○○人」という表記を

ただの数字とは どうしても見れず

 

 

 

その数字の数だけ

生きていた人々がいて、

その後ろには その数字の何倍もの

家族や友人  縁ある人達がいる

 

 

 

そう思うと いつも苦しくなります。

 

 

 

 

 

でも、

悲しかった

苦しかった

それだけで終わらせていい筈がない。

 

 

 

 

70年以上の歳月を生きている私、

その場に居合わせなかっただけの

たまたま生かされた人生。

 

 

 

あの地震から10年、

私の意識は変わっただろうか?

自分の生に充分に活かせただろうか?

 

 

 

危機意識を 保ち続けるのは難しい

けれど、検証し改善し模索していけば

またいつか起こりうる何かに

悲しみで翻弄される人々が

減るかもしれない。

 

 

 

 

3月11日、

哀しみに寄り添いながら

生きているものとして

決意を新たにする日です。