黒猫ばぁばの好きなことだけ

甘味と文具とひとり言

子供たちの小さな社会

先日、

下校途中の小学生の女の子二人組みを

見かけました。

 

大きな声で楽しそうにお喋りに夢中な

見るからに快活そうな女の子

 

ひと回り身体の小さく

大人しそうな女の子

 

同じ黄色い通学帽子に

同じ制服にランドセル

でも何故か、手提げバッグは

小さな女の子が右手と左手に

それぞれ一つずつ持って

 

快活そうな女の子は手提げバッグを

持っていません。

 

不思議に思って見ていたところ

 

「いいから、ちゃんと持って!!」と

快活な女の子が言っています。

 

私は思わず

「どうしたの?何か困ってる?」と

二人に声を掛けました。

 

すると、その瞬間快活な女の子が

パッと、手提げバッグをひとつ

小さな女の子の手から取りました。

 

快活そうな女の子に

「自分の手提げは、ちゃんと自分で

持ちましょうね。お母さんが貴女の為に

こんなに可愛いらしい物を選んでくれた

んだから。」

 

小さな女の子には

「嫌だなと思うことは、我慢しないで

はっきりと伝えていいのよ。

本当のお友達なら、ちゃんとわかって

くれるわ。」

 

と伝えて、それぞれのお家の近くまで

一緒にお話をしながら歩きました。

 

 

私自身や私の子供達の幼少時代にも

いじめや喧嘩はありましたが

あの頃と比べると

とても見えにくくなっていて、

 

見た感じでは、小学校一.二年生だと

思うのですが

男の子のわかりやすい喧嘩と違い

女の子のお友達関係は

とても難しいのだなと痛感しました。

 

 

あれから、あの女の子達は大丈夫かな?

 

もっと上手な言い方があったのでは?

 

と、今でも気に掛かっています。