黒猫ばぁばの好きなことだけ

甘味と文具とひとり言

心が曇りの日には

これといって体調が悪い訳ではなく

嫌な出来事があった訳でもないのに

 

何だか やる気が出ない

誰かと言葉を交わすのも億劫

 

たまに そんな時があります。

 

 

若い頃は、

「気分を変え前向きに切り替えよう!」

と思い、自分に喝を入れようと

何かしら行動を起こしてばかりでした

 

 

そんな時に ふと、

「前向き」が良いことで

「後向き」が悪いことのような

 

このような価値観の在り方は

とても狭量で 

人生をつまらなくしている気がしました

 

沸き上がる素直な気持ちに

良いも悪いもなく、

ただ そのまま感じればいいのだなと

思い至りました。

 

 

心が曇り空の時、

私は いつも以上に

一人で過ごす時間を大切にします

 

 

 

朝からお気に入りの香りの入浴剤を入れ

ゆっくりと湯船に浸かり、

 

 

近所の 笑顔が素敵なパン屋さんで

大好きなクロワッサンを買い、

 

 

空を眺めながら

温かい ミルクティーを飲む

 

 

ノートを開いて

ぼんやりと浮かぶ言葉を

ただただ 無垢な紙に綴り、

 

 

気の向くままに

眠りの世界にいざなわれる。

 

 

 

自分の深みを増す

内省の時に充てる

 

 

心がもやもやとした時は

むしろ 自分をより知ることができる

大切なときです。